流山市初石【金庫　ダイヤル　開かない　家庭用　鍵開け】金庫ダイヤル開け「明治屋」

金庫は頑丈で耐火性が高いことから半永久的に使用できるイメージがあります。金庫の外装が金属で覆われ、見た目では古くなっても著しい不具合が確認できないのが理由です。しかしどのような物にも経年劣化に見舞われるのが普通であり、それは金庫も例外ではありません。古い金庫は見た目に不具合が無くても耐久性や耐火性が大きく損なわれているのです。現在の日本製の金庫はそのほとんどに20年の耐用年数が設けられています。製造してから20年を経過すると、その金庫は貴重品を安全に保管することができないと見なされるのです。これは経年劣化による金庫の機能の低下が理由になっています。
金庫の経年劣化による大きな問題は耐火性能の低下です。耐火性を持つ金庫は内部に断熱材として水分を多く含んだ気泡コンクリートが使われています。火災などのトラブルによって金庫が炎に包まれても中身が焼失しないのは気泡コンクリートが熱を遮断しているためです。金庫の外側が高温になるとコンクリート内の水分が蒸発します。この際に生じる気化熱が金庫内の温度が上がるのを防いでいるのです。そのため、一度火災に遭った金庫はコンクリート内の水分が無くなるので耐火性が低下します。また、火災に遭わなくてもコンクリート内の水分は少しずつ蒸発してしまいます。金庫の耐火性が損なわれるまでに水分が減ってしまうまでの年数が約20年であり、そこから金庫の耐用年数が設定されました。
経年劣化した金庫は耐火性能の低下だけではなく、鍵の不具合も大きな問題になります。金庫に多用されているダイヤル式の鍵は予め設定しておいた暗証番号に合わせることで開錠することができます。ピッキングに強い構造なので高い防犯性があると言えますが、金属の部品を複数組み合わせた構造になっていることから経年劣化によるサビや変形が生じる可能性が否定できません。古い金庫の扉が開かなくなることがありますが、これは経年劣化によって鍵の部品が破損したことによるトラブルです。電子ロックも基盤の劣化や電池切れなどの不具合が起こるので定期的な点検や整備が欠かせません。
経年劣化した金庫は耐火性能の低下をはじめ、様々な不具合が生じています。見た目に問題が無くても貴重品を安全に保管することはできないので、速やかに新しい金庫に買い替えるのが適切な対処法です。また、外国製の金庫は日本の安全基準を満たしていない物もあるので購入の際は注意しなければいけません。

日本の住宅の中でも比較的利用されていることが多いと言われているのが、シリンダーキーです。そんなシリンダーキーは防犯性の高さから主に玄関の扉に利用されていることが多く、住宅以外にも金庫の鍵として用いられていることが少なくありません。ただせっかく防犯性を高めるためにシリンダーキーの金庫を使用していても、鍵を使って操作する金庫には鍵を紛失してしまうというトラブルが絶えないのです。そのためシリンダーキーを用いた金庫を使用している場合、鍵を紛失してしまうことを想定して紛失してしまう原因はもちろん、どのように対処すればいいのか考えておく必要があります。
金庫のシリンダーキーを紛失してしまう原因としてまず考えられるのが、鍵の管理方法の問題です。一般的な鍵よりもサイズが小さいシリンダーキーは、ほかの鍵と同じように管理しようとすると物に紛れてしまったり、隙間などから落ちてしまうことがあります。また財布やポケットなどに入れてしまうと物を出し入れしている時に落ちてしまう可能性が高いため、注意しなければいけません。特に自宅内であればどこかから出てくる可能性があるのに対して、外で落としてしまうとほぼ見つけることが不可能になってしまいます。ほかにも適当な場所に置いてしまったために置き場所がわからなくなる、小さいカギだからこそゴミと一緒に捨ててしまうことも紛失してしまう原因として挙げられます。
通常の鍵よりもサイズが小さいからこそ、ちょっとしたことで紛失してしまうリスクが高いところがシリンダーキーのデメリットです。そんなシリンダーキーを紛失してしまった場合の対処としては、最初に思い当たる場所を探します。特に見つかりやすい場所としては棚の中やカバン、ポケット、車やバイクの収納場所、家の鍵をまとめて保管してある場所などが挙げられているようです。このような場所をはじめとして心当たりのある場所を探しても見つからない場合は、鍵修理や鍵交換の業者に新しいシリンダーキーの作成を依頼して対応します。シリンダーキーの場合は鍵穴の形状を見てもらえばすぐに作成してもらえるため、その日のうちに新しいシリンダーキーを手に入れることが可能です。
このようにシリンダーキータイプの金庫を利用している場合、鍵の管理方法に注意しなければ紛失してしまうという金庫トラブルに遭遇してしまいかねません。そのためシリンダーキーはきちんとケースなどに保管するようにして、紛失しないように対処する必要があります。それでも紛失してしまった場合は心当たりのある場所を探し、見つからなければ鍵の修理業者に新しい鍵の作成を依頼して対応します。